私たちの身体は一般的に20歳をピークに体力、筋力の低下が始まり、運動をしないと徐々に下降線をたどります。
多くの方が「学生の頃は徹夜しても平気だったのに」「最近寝ても疲れが取れない」「すぐに風邪を引きやすくなった」
などと一度や二度は口にしたことがありますよね。
日々生活をしていく中で気づきがあります。
「しわが増えてきた」「白髪が増えた」「筋肉が落ちた」こういった事は歳を取るごとに年々感じさせます。
ところが筋肉に関しては歳のせいにするのは間違ってます。
何と80歳を過ぎても私たちの筋肉は鍛えて増やす事が出来るのです。
実際ボディビルの大会など80歳を超える高齢の方が鍛え上げた筋肉を披露しています。
そこで衰えない為に2つの箇所に気をつけましょう。
一つ目は脚の筋肉。
脚は「第二の心臓」とも言われる大事な身体の一部です。ここが衰えると活動消費カロリーが低下して老化が一気に加速します。
二つ目は心臓の筋肉。
心臓は「不随意筋」と言われる筋肉です。新鮮な血液や酸素を身体全体に供給してくれるポンプの役割をしています。
又、身体に溜まった疲労物質を排出してくれています。
ですので心臓が弱ると老化が進むのです。
そこで対策としてこの2つの機能を上げましょう。
1.もも上げ
立って膝を高く上げて脚と反対の腕を交互に上げる。
左右で1回として15回をインターバルを取りながら2~3セット。
胸を張って出来るだけ膝を高く上げましょう。
2.自重スクワット
やっぱりトレーニングの王様といえばスクワットです。
胸を張り肩幅よりやや広く立ち、お尻を突き出してしゃがみます。
自然にしゃがむと身体が前に倒れやすいので身体をしっかり起こして。
手は前に出しながら。
3.スロージョギング
歩く位の速度でよいので手を軽く動かしながら走ると肺に酸素が供給されて新鮮な酸素が運ばれます。
最初は15分位から始めて慣れてきたら30分位出来る様になるでしょう。
日常生活では使わないこれらの筋肉を週に1~2回位実施するだけで全身の血流が良くなり、身体の機能も向上し、肥満を防ぐ事が出来ます。おっくうがらずにぜひチャレンジしてみてくださいね。